科捜研之女 2016春季特別篇

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  榊マリコ(沢口靖子)、宇佐見裕也(風間トオル)、湧田亜美(山本ひかる)は山中からの任務の帰り道、ぬかるみに車のタイヤを取られ、立ち往生してしまう。霧が立ち込める不気味な雰囲気の中、困っていると、どこからかひとりの少女が現れて亜美を手招きした。戸惑いながらついていくと、森の奧から古い洋館が姿を現したからマリコたちは驚く。 洋館は代々その地をおさめてきた舊家“梅乃宮家”の屋敷で、梅乃宮緑(筒井真理子)、紅子(富田靖子)、紫織(三倉茉奈)の三姉妹が、使用人の廣田作三(上村厚文)と暮らしていた。また、亜美を手招きした少女は、紫織の娘・凜(小南希良梨)だとわかる。 マリコたちが到著したとき、梅乃宮家では霊能力者を自稱する紅子が、インターネット番組プロデューサー・飯島春樹(深沢敦)の演出の下、ネット配信用の番組を撮影中だった。番組は失蹤した女子高校生の行方を探すという企畫らしく、紅子が指定した竹林をスタッフが掘ったところ、なんと男の死體が見つかったため、騒然となる。 遺體の身元は、1週間前から行方を消していた警備員・竹山利一(穀口高史)と判明。紅子は適當な場所を指定しただけと主張するが、そこにたまたま遺體があったとは考えにくく、マリコは不審を抱く…。 そんな中、紅子たちは実は四姉妹で、ほかに、屋敷には住んでいない三女の青似(高橋かおり)がいるとわかる。姉妹のうち、青似だけは母親が異なっており、青似が引き取られて以來、梅乃宮家で不幸が続いたため、彼女は村人たちから“魔女”とよばれるようになったという。その後、青似は梅乃宮家から出て行き、“飲むだけで痩せる”と稱した薬物を販売する會社に就職、薬事法違反で逮捕されたこともあったという。 その矢先、豪雨のため山道が通行止めになり、マリコたちは梅乃宮家に足止めされてしまう。飯島が雇った運転手で、マリコたちと同様、足止めを食っていた日吉吾郎(土佐和成)が梅乃宮家の一室で死體となって見つかって…!?

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